早!
今回は全く思ったとおりには行かなかったですね。さすがにここまでの展開を見せられるとコメントしないといけないなあ・・・
酔っぱらって全裸になる。
どうやらこれは日本においては普通の行動であるらしい。その割には僕は遭遇したこと無いんだけどねえ・・・飲み屋が集まっているところに行くと結構な確率で同じようなものをみれるそうです。後でいろんな人に聞かされました。正直カルチャーショックです。僕はこの点において日本の風俗を理解していなかったようです。
ヨーロッパでは酔っぱらって人前で人事不省になった時点で「社会不適合者」の烙印を押されるのです。これは今でも変わりません。だから日本人観光客の皆さん、日本では許されてもヨーロッパでやっちゃ駄目ですよ?国辱以外の何者でもありませんから。
そうした環境に6年もいたため、日本人がこんなに裸にフリーだとは知りませんでした。第一飲み屋というものにほとんど行かないものなあ・・・
よく考えたらバラエティーというものを一年に3時間も見ない生活をしているから、彼らに対する国民感情がどうなっているのかがいまいち想像がつかないんだよな。
草薙君、実はこないだ逮捕されたときに見たのがNHKの地デジの宣伝をのぞくと3年ぶりでした。おかしいよなあ・・・テレビは一日に確実2時間は見ている。そんなに人気があるのならどうしてこんなに会わないのか。仲居くんだけは本当によく見ます。後の4人はスマップといいともを見ない僕が目にする機会って、無いんだよな。ドラマも僕は一秒も見ないし。
ジャニーズは「所有される」文化だ。ファンは800万人いるのだが、後の一億2000万人と「共有して」いない。だから僕と共有されていなくてもそれはちっとも不思議じゃない。
こないだ無くなった三木たかしの「津軽海峡冬景色」はレコードで70万枚しか売れていないが日本国民で知らない人を探す方が難しい。宇多田ヒカルはシングル800万枚売ったがみんなに共有されている曲は持っていない。理不尽なのは、1億3千万人に共有された曲を書いた人が、生きている間に800万人に所有されたものを作った人より遙かにもらうものが少ないことか。しかし三木たかしの曲は少なくとも後30年は人々の間に残る。どちらに価値があるかは一目瞭然なのだよ。
宇多田ヒカルは「所有」されている。草薙くんも同じ。所有している人たちにとって彼らは宝物だが、所有していない人たちにとっては「誰?」という扱い。だから鳩山邦夫さんの反応を見ても分かるとおり、彼にとっては草薙くんは価値がない。
こうしたギャップが彼が逮捕されたときに人々の反応にもろに出た。
ん?でもそれを言ったら近年の売れている人たちって誰もが「所有されて」いるのかな?「千の風になって」は何とか共有されましたが、好き嫌いも結構分かれるようです。
いずれにせよ、800万人がそのことによって不幸になるのは選挙が近い今自民党としても避けたいんだろうね。(この数字は推定だが、それほど間違っていないと思う)。いぎたないと思うが、僕が彼らの立場にいたなら同じことをせざるを得なかったと思う。虚より実を取る。良いことだと思うよ。
9月にする選挙と考えれば、この時期の活動再開と鳩山さんとの「和解」というシナリオは今の時点でやはりほしいところなのだろう。多分しないだろうけれど。
ということで一連の話は政治がらみがとぐろを巻いていて、これで話すのを辞めたくてしょうがないですハイ。ただ、これほど社会情勢の読みで自分の意見が外れたのは久しぶりだったので、いっそすがすがしかったよ。実は社会情勢というよりは「一部の人たちで閉じた世界の出来事」だったことに気がついたときにはすでに僕のブログは載っていた。
前から言っているが僕は載せたブログはよほどのことがない限り消さない。駄目なときに書いた僕も僕だ。すばらしい文章を書いているときだってあり、読み返して「誰?」と思うこともある。それも僕だ。僕は僕で連続しており、現在の僕はその連続している僕のどの僕でもない。それも含めてブログというものは本当におもしろい。
世の中には僕の知らない人がたくさんいる。先日草薙くんのことを書いたときに訪問者の数がいつもの5倍になっていた。みんなわざわざ検索してくるのかしら?訂正。世の中には僕の知らなかった「想像できないほどに暇な人」がたくさんいる。
これで国民全員が公衆の面前で裸になるのは青春だと認めたわけではないのは僕でも分かる。
・・・でも、そう解釈しているやつは、必ず、いる。
今日も飲み屋の外で彼のまねといって全裸になっている人間がいるのだろう(推定)。
一種の言論の自由ととれば、ほほえましいと思える、かな?
おもしろい国だと心の底から思います。