例の豚インフルエンザ、A型にしてH1N1の事について。
ずいぶん前にこれについて発言したことが、多少事実と食い違っているみたいなので、反省も込めてちょっとだけ。
どうやら「普通のA型のH1N1型」と比べると死亡率は高いようですね。数字にすると今のところ5倍。どうも「豚インフルエンザ」としては新種であるために、免疫力の落ちた抵抗力の弱い人が死亡する確率が上がっているようです。パーセンテージにすると0.5パーセント。
うん、あれだ、豚インフルエンザの死亡率としては高いな。
一応1000人かかったら5人死ぬ計算だ。バカには出来ない。病院の施設が優れている日本でもこれの2分の一から3分の一ぐらいの確率があると見て良いだろう。
なお、さらに流行するのは今よりもさらに寒く、かつ湿度が下がってから、ということでやはり10月ぐらいから多少ならずと用心した方が良さそうです。
なお、未だにマスコミが嬉しそうに「変異した場合」「ミュータントした場合」と言い続けているが、確かに「豚インフルエンザにかかった人が養鶏場で仕事をしている場合」変異する可能性はないとは言えないので(閉鎖空間に閉じ込められていなければ理屈としては変異はしないはずなんだけどなあ…)、これも「ない」と断言は出来ないようですね。どこで誰がどのような条件で働いているかなど分かったものではないからなあ…
それにしてもスペイン風邪の時にはこの「豚インフルエンザ」は変異したんだろうか?この辺が歴史的科学的資料に乏しいのか、ニュースで説明されるのは聞いたことがないなあ…ただ、かかって死んだ人が「H1N1型」に犯されていた、と言う話は残っているので、これが「H5N1」だという話を聞かない上、当時も「鳥インフルエンザ」には変異はしなかったのではないか、と勝手に考える。
誰かが悪意を持って「豚インフルエンザにかかった人間の集団を鶏と豚を飼っている部屋に閉じ込めて扉を閉め切る」とかしない限り、変異はしないと思うんだけどな…
ただ、ここまで大々的にテレビが騒いだ以上、このまま空騒ぎで終わるのかなあ、それも妙な話だな、とも思うのです。
別に人間を閉じ込めなくても、このウィルスを充満させた部屋に鶏と豚を閉じ込めれば、結構な確率で変異はするだろう。ただ、時々間に人間が入らないと人間が感染するものに変異しないはずでもあるんだけどね。
それは人体実験以外の何者でもない。
だからさ、変異するかも、というニュースが流れるだけでも底知れぬ悪意を感じるのは、僕が素人だからなのかね?
僕の話は推測だ。でも、イギリスでもアメリカでも日本でも、流行の話は憶測を含んでいる。
何で変異の話がまことしやかになされるのか。
根拠があると言い切れない分、いやな感じが残っている。
ワクチン売るための宣伝なんじゃないか、とか。
ここまで来ても僕の中ではそう言う思いは捨てきれない。
そしてもし、このインフルエンザが「H5N1型」に変異すればそれはおそらく造られた「ウィルス兵器」なんじゃないのかね?
無理矢理誰かがそれを造らないことを祈るよ。人の命を軽視するのなら未開の地でも造れるものであるが故に。
それとは別に、この「豚インフルエンザ」はとりあえずいつもの5倍は恐ろしいらしいので、それはそれで警戒すべきだと思います。