泉鏡花を読んでて、そういえばこの人の師匠は尾崎紅葉だった、と中学校のときの文学史を思い出して(おかしいよね、2人とも全く文章読んでいないのに文学史は覚えていた。国語の授業ってなんなんだ、と思う瞬間)、尾崎紅葉といえば金色夜叉じゃないですか。
結末は覚えていませんが、ホリエモンってなんとなく金色夜叉っぽいですよね。ただ、彼はもっと現代版で、そもそも婚約者を奪われるどころか結婚相手からいろいろもらったあげく離婚しているわけですが。
「金がすべてというのなら、おれがその金ですべてを吸い尽くしてやる」
多分、人生のどこかでそういう苦い経験をしたのだと思う。そう考えるとかわいそうじゃないか。
でもまあ、自分で悪いことをやったと認めたら終わりだよなあ・・・鈴木宗男が男らしかったのは、決して認めなかったからなのだから。
昨日の時点でホリエモンの応援ヤメにします。悪いと認めたなら罪は償うべし。
自分でも思うが、僕はこういうところがすごくアメリカンだ。