もち米を主体にした米のことを指すようです。代表的なのがコシヒカリとミルキークイーン。
私、必至になってGI値を下げるべく玄米を食べているのに、その玄米のミルキークイーンが低アミロース米であり、血糖値を上げやすいと言う事を今日の今日まで知りませんでした。
件の「小麦は食べるな!」を呼んでいる際、筆者が何度も「アミロペクチンAと言う、小麦粉に含まれる成分が体にとって非常によくない」という話を繰り替え居しているのですが、Cが豆類から、Bが根菜類から取られるデンプン質であり、これらはAと比べると消化吸収率が低い・・・この下りで「あれ?これ、米の中にもアミロペクチンってあるんじゃないんですか?」と思って調べてみたわけです。
ドンピシャでした。日本のページでは米のなかのそれがABCのどれかよく分からないのですが、穀物だからA
と言う事で良いと思います。で、コシヒカリと比べてもミルキークイーンはアミロペクチンが多く、これが冷蔵庫に保存していても味がほとんど変わらない理由なのですね。
世の中知らない事ばかりです。最近痛感しております。自分が当たり前と思ってやっていた事が自分のためにならないことだった、と言う事が結構たくさんあります。一日三食なんでその良い例です。炭水化物食べない限りこの回数食べても大丈夫ですが、食べる場合は一回だけにしておくのがベストだと、事ここに来て断言します。要はお釜で米を炊く時代をイメージすれば当然なのです。一日に二回も三回も米を食べることは、つい最近まであるはずがなかったのです。それだけ沢山米を食べれば、そりゃ人間おかしくなります。
ただし、アトピーが急激に増えたのは1960年以降という歴史的資料がたくさんありますので、アトピーは米とは余り関係が無いようです。そうでなければ1935年から三食推奨になっているのにその時代から増えていない事が説明がつきません。それに対してグリーン革命が起きて小麦の生産量が爆発的に増えたのが、ちょうどアトピーが流行し始めた時代と一致しているので、アトピーと小麦の関連はもう、これはアトピーの人間としては疑いようもないと感じます。
もっとも、小麦食べなくなってから出なくなっちゃったのですけどね。前回の糖質制限の時も「ほぼ」出ていなかったのですが、今回は本当に出ません。もう、驚くしかないです。
話を玄米に戻します。
で、このアミロペクチンが多いと、確かにおいしいのですが、より血糖値が上がりやすくなるので内臓脂肪が増えると・・・大問題じゃないですか。先日米を30キロ買ったばかりですよ!これは仕方が無い。お世話になっている人達に米を配ることにしよう・・・なんたるテロ・・・!
半分冗談で半分本気です。いや、米自体はうまいので間違いなく喜ばれます。しかしこのような話を読むと、これからは何があっても米は一回に一膳以上食べるまい・・・と思ってしまいますね。
そして、今度買うのは絶対にササニシキ・・・!これも30キロからしか安い無農薬がない!30キロで1万4000を微妙に切るくらい・・・しかし、詰まるところですよ。
「呆けたくなくて米を食べたければ、出来るだけ少なめに、そしてササニシキをできたてで食べろ!」と言う事になる・・・!
米は就寝前の6時間に食べるとエネルギーとして全て消費されず、それが内臓脂肪になるなんて話はもうこの30年言われている事ですが(医学的にはどうやらそうらしいです)、そもそも血糖値が上がるものを食べるとその後何も手につかなくなるのが一番痛い。
衝撃的な事実として、十割ソバを腹いっぱい食べた時と、ご飯2膳だと、ご飯の方が後の行動に大きく影響を与えてしまっている・・・!つまり炭水化物として単純にソバの方が優秀だと・・・!これは今まで思っていたのと全然違う・・・!
因みにジョコビッチはスポーツ選手ですから、かなりしっかり炭水化物を取っていますが、一般人があのペースで食べても、うまく行かないですね。彼のように食べるのなら、朝から運動をしまくらないと行けません。
そこで、日本で言う所の糖質制限とジョコビッチの食事法の折衷案が生まれてくるわけです。
一番実践しやすいのは「朝ご飯を食べない」なのですが、これは抵抗がある人が多いかなあ・・・南雲さんによると日本人は1935年まで一日二食が一般人の常識だったらしいのですが・・・言われてみると、放浪記の人・・・あれ、芙美子・・・ああ、林芙美子さんだ。彼女の作品のなかで「中食(なかしょく)」と言うのが出て来て、なんじゃこれ?と思って調べたら昼食だった、ッて事があったなあ・・・。
あと一つ、報告することがあります。
結局、発酵食品を避け続けたこの一年間で分かったことは「納豆、醤油、味噌を避けてもイーストアレルギーは治らない」と言う事でした。
では、なぜこれらを食べた時に調子が悪くなっていたのか?
原因は小麦だ!
断言してすいません。でも僕の場合どうやらこれで正解らしいんですよね。
試しに小麦の入っていない醤油を使ってみたら、なんにも出ないんですよね。もう、ビックリするくらい。かなり驚きました。つまり、味噌も小麦不使用のものを使えば体に影響がないみたいです。なるほどー、どうりで以前味噌汁を作っていたときに、大豆のみで作ったものの方が体に優しいような気がしていたわけだ。気がしてたんじゃなくて事実なわけ。
ん?納豆に小麦って?いや、醤油の中に小麦が入っていたのです。醤油使わずに納豆食べるのはかなり味気ないですよね。
ジョコビッチの食事法を踏襲するに当って、成功の秘訣はズバリ、野菜ですね。野菜をふんだんに取らないと、食事を楽しめないと已に感じてきています。インゲン豆、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス。このあたりが以前と比べて明らかに摂取量が増えてますね。当人比10倍くらい。
米は「もうこの後音楽はしない!」と言うときに食べるようにしています。一日一膳ですね。これ以上は取っちゃダメ。ん?これどこかで聞いたような・・・ああ、一日一善か。なんだかダジャレみたいですね。でも、どうやら米に関してはこれくらいがちょうど良いみたいです。多少脂肪が翌日に繰り越しになりますが、エネルギー的にはその方が良いと最近感じるようになっています。時間があるならソバの方がよいともう言い切っちゃいます。残念ながら、その後の行動を考えるとソバ>>>>>米>>>>>>>小麦です。
それでも、小麦と比べれば一切アレルギーは出ないので、玄米を食べる事自体はエンゲル係数的にも良いと思うのです。小麦食べてアレルギーでない人は羨ましいですね。屋台や喫茶店が毒の塊を売っているようにしか見えない今日この頃なのです・・・
大人になってもニキビが出る!と言う人は、是非グルテンフリーダイエットをお試しあれ。そしてそれをやるために一番よい本はジョコビッチの本です。結局彼の本が一番自分と照らし合わせやすいですよ。
あー、夜に書くのはやっぱりよくない。尻切れトンボですが京菜こんな所で。お休みー。