あー、これ、よく分からなかった人きっと多いよね。
「しかし、人生はそうはいかない」
ユーゴスラヴィア語
(あえてこう書くのは今の時点ではあの周辺の国、つまりクロアチア、セルビア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、スロヴェニア、マケドニアの言葉はほとんど変わらない、ということも踏まえて。後、通訳している人達はまだユーゴスラヴィア、といっていい時代に言語を覚えていただろうことも含めて)
をしゃべる人間にとって、オシムのような人がこうした言葉を吐くのを訳すこと自体がつらいことだと思います。すごくよく分かる。どうしても頭の中で内戦当時のイメージがわきあがるからね。それぐらい、ユーゴスラヴィアと紛争は、言葉を操る人間にとって切り離しづらい話題。
こうしたシーンは、オシムという人が非常に尊敬されていることを端的に表している。