どんな制度なんでしょう?なんか順位が低いチームから優先順位が回ってくる制度で、対象選手がランキングされていてその中から選ぶ権利を行使する、ということしか知らないのですが(そして僕はそれで充分分かっているつもりでしたが)、広島の松田オーナーによるとこの制度だとお金が無い球団は難しいそうです。
言われてみれば大リーグってお金が無い球団は超弱小球団ばかりですよね・・・つまり指名したあと交渉がまとまらなければ選手が全くやってこない可能性もあると言うことかな?それなら確かに広島は不利かもしれない。広島に来る選手はそもそも広島でプレーしたい、と言うことが前提の選手ばかりだからねえ・・・そういう調査前提がウェーバー制だと完全に覆されるよね。
しかしですよ。ウェーバー制になったらそれはそれで雇われる選手の側も腹を括るのではなかろうか。あまりその点悲観的にならなくてもいいような気がする。確かに、梵のような選手は来なくなるかもしれないけれど、広島が育成中心のチームであること自体にはなんら代わりはないのだから。育てるのが好きな地方なんですよね。住んでいると本当に実感できます。
いずれにせよ、制度改革の話に物悲しさを感じるのは日本人の美意識に関わっていることと思われます。この点、世代間ギャップは結構あるのかもしれません。
松田さんはダメ、落合さんはオッケー、古田さんはむしろやりましょう。単純に人としての資質云々とも思われない。いずれにせよ、制度を変えるのは日本においてはどうしても慎重になってしまうのは、日本人である証拠だとも思うので、それはそれで嬉しいです。<訳分からないかもしれませんが、こう感じるのですよ。なんと言うかその、もののあはれ。