ヤフーの板で時々「高橋健」と自分の名前と間違えて弄くられているのを見ると、すごい複雑な気分になりますね。
どうでもいいけれど年俸3500万円もらっている選手がもらっていないと評価している人は果たしてどれだけ稼げているのだろうか。僕にはその人のお金の判断基準がさっぱり分からない。
ちなみに名前が「同じ」とされる投手なので出るたびに一応見ていたのですが、今年と今までの違いは、「俺がやるしか」という気持ちが前面に出ているか否かであるように思われます。
投げている球自体は今までとあまり変わらないと思う。相変わらずいい球だ。今年は今までと違って中盤でいきなりホームランを打たれまくらない。僕はその点は間違いなく精神的な問題だと思っていたので、今年に入って漸く真価を発揮できて、間に合ってよかったね、と思った。
つまり、どれだけ野球が精神力のスポーツでもあるかという事を良く現している投手なので、野球というものの本質に感動したい人は、その紆余曲折を勉強するのは決して無駄ではない投手です。
巨人で言えば今年は内海と同じぐらいの力だと思う。それが高いと評価するか低いと評価するかは個人の自由だ。
そう考えると2回ある試合のうちの一試合ぐらいは先発してもいいのではないだろうか、という想像はつくなあ・・・どうしても地元の選手なので贔屓目に見てしまうところがあるが、差し引いても、最初で最後の舞台をもらうだけの価値の投球を、今年に限ってはしているのではないかと思います。
今年も弱いといえば弱いですが、ファンからすると今年ぐらい面白い野球をしている広島は久々に見た、と思います。
結局、ほとんどの街でフランチャイズが出来なかったという意味ではここまで定着しなかった、そしてこのままではおそらく廃れていく日本の野球文化ですが、少なくとも昔からフランチャイズやっている広島だけは、野球文化がある。
別にお金がないんじゃなくてね。ほかのチームがありすぎるんですよ。
広島という球団が出来たとき、長谷川さんは遊びにも行かずお金をためて、親に仕送りを送っていた。遊びに行っていたら仕送りが出来なかったともいえる。
そんなのでも野球は出来たのだ。
つまり、何のためにやっているのか。
高橋にはそのプライドを見せて欲しいですね。
プロ野球は今からでもフランチャイズ制にならないのだろうか。
このままでは地域の人に支えられることなく、サッカーに完全に飲み込まれるのではないかと真剣に心配しております。
観客が来ないとどうにもなりませんからね。
せめて企業名の前に地域名ぐらい書けばよいのにと思う。
愛着がわかないのは自明の理ですね。