麻生さんのやり方はブッシュ・シニアと良く似ている。自分に逆らうものは切る。その点に関しては彼は一貫していた。
でも、党の方針とは言うけれど、給付金ってそもそも麻生さんが自分一人で決めたものだったような記憶があるのですが、どうなんでしょう?せっかく公務員に働かせて集めた2兆円の税金をさらに面倒な手続きで公務員を働かせて国民にばらまいたら、結局のところ国民は公務員の給料分だけお金を損したことになると思うのだが、違うのだろうか。だって、結局のところ公務員の人たちは残業をしないのだから。他の何かに支障が出るのは間違いないと思うのだが。それとも特別に残業させてその分特別手当を出すのだろうか。それこそ本末転倒だよね。
いっそのこと1か月消費税を無くす方がよほどう効果的だと思うのは僕だけではないだろう。しないだろうけれどね。
つまりこの定額給付金で狙っているのは、去年のガソリン税の一時的失効の時に民主党の支持率が上がったことと同じことをやろうとしているわけでして、一時的に支持率が上がって勝負が出来るところで選挙をやろう、という意思がはっきりと見られるのだけれど、おそらく今回のこの政策で支持率は上がらないと思うんだ。で、麻生さんは選挙に踏み出すタイミングをネットに頼っているので、支持率が上がらない限り選挙には踏み切らない。
そう考えると、9月解散、十分にあり得る。
個人的には自民党はもう一回総裁選をやって、今度こそ選挙を仕切る首相を選ぶべきではないか、と思う。
自民党が勝たないと国が潰れる、という言い分がいまいち僕らの腑に落ちないのは、とりあえず今年度の自民党の経済政策がいまいち???なものもたくさんあり、しかも多くが自分で考えていないように見えたからだろう。政策なぞ自民党がやろうが民主党がやろうが、骨子はすべて官僚が作るようになっているのにね。操作できるところで誰かにとって良かれと思うことをすれば、ほかの人にとって良くないのは当然と思う。
どっちが大きく勝っても危ない。
それが事実だと思うよ。
とりあえず今のところの支持率を見ると、次の選挙はどちらが勝ってもある程度バランスがとれたものになると思う。
とりあえずこの罷免は、無いなあ、と思いました。
麻生さんの思考の能力は、ブッシュ・ジュニアのそれとどっこいどっこい。
それが良いか悪いかは外から見てても正直分からないが、とりあえず二人共通していることは、彼らが何をしようが嫌われる仕組みになっているということ。
世界にあふれる二世、三世議員。
力につくものは、力におぼれる。
それを直言しようとした同じく二世の松浪さんをこのような形できることになったのは、渡辺さんのことよりもよほど末期のことと感じます。
力を求めるのは、恐いことですね。
ボールが来たときだけ、良く考えてから、引き受けろ。
そういうものだと、おもうよ。
自分からボールを拾いに行った人間は、その力に飲み込まれるだろう。
それが力の本質ですね。