この十箇条、最初のうちは外で何も食べる事が出来ないことでパニックを起こしそうになります。実際ぼくも何度か外で仕方なく食べてしまいアレルギーが出ると言うことを何度もやって、非常に腹立たしい思いをしたことが何度もありました。それまでの生活習慣を替えると言うことがどれだけ難しいかは、言うまでも無いことです。
安定し始めた理由は、やはりケフィアですね。未精製の炭水化物を食べるだけだと、やはり花粉症には勝てないです。アトピーも完全というわけにはいきません。但し、断っておきますと、未精製の炭水化物以外は食べない、を実践しないと他のすべてを実践しても意味が無いです。
つまり、高雄病院十箇条で一番大事なのは一の「未精製の炭水化物以外は極力避ける」が一番大事なのです。
砂糖が大問題と最初は勘違いします。簡単です。きび砂糖を使えばよい。もしくはてんさい糖、黒糖を使う事になります。特にきび砂糖はくせが無く、なんに入れても誰も変化に気が付きません。せいぜい「ちょっとこくがあるね?」という発言に繋がるくらい。全粒粉を使っている場合そもそも色に全く出ないので、誰一人気が付きません。
お菓子が食べられない、と勘違いして居る人がものすごく多く居ますが、全粒粉ときび砂糖を使って、卵と牛乳を避けるだけなので、クッキーやマフィン、スコーンだって作れます。作ってみると分かるのですが、卵を絶対に使わなくてはいけないケーキって、ほとんど無いんですよ。シフォンケーキくらい?あとは膨らみと柔らかさを気にしないのならば、大抵のものは作れます。
フワフワで柔らかくなければ嫌!という人は仕方ないですね。その人とはお菓子のつきあいはサヨナラです。
ここが難しい、という人が結構いますが、実際そうでもないんですよ。贈答用のおかしなんかぼくは前からおかしい風習と思ってましたし、手作りのものは実際結構喜ばれます。と言うか手作りのものを喜ばない関係ならお菓子なんかあげる必要無いんですよね。アルコールより万人受け、と言う情報がありますが、実際には子どもがアレルギーに敏感な昨今、お菓子の贈答ってNGなことの方が多いのです。
むしろ「このお菓子はアレルギーフリーだから大丈夫」というおかしを渡した方が喜ばれるくらい。面倒くさいって?それこそどうしようもないですよね。そんな事を思うのならば贈り物など諦めた方がよい。
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