既に元のブログは直してありますが、既にそれを読んだ人に対してフェアではないのでここにもう一度書いときます。
ネズミに対する実験は、通常の20倍相当の塩分を6ヶ月間与え続けると言うもので、人間の体重と心臓の鼓動数に換算すると200グラムの塩を40年間投与し続けた結果と同じ条件で塩を投与したところ10匹のラットのうち4匹が死んだ、と言うものでした。
これが「塩の取りすぎが高血圧と関連性がある」という話の始めだったんだそうです。
料理しない人でも一日200グラムの塩を取るのがどれほどの苦行かは分かりますよね?
因みに今日は実験的に多めに伝統海塩を取ってみたんですが、多分25グラムを超えた辺りからおいしいと感じなくなりました。つまり味覚としての限界はそれくらいだと言う事です。
因みにこの「もう塩を塩味としておいしいと感じなくなる限界」塩化ナトリウム99パーセント以上の精製塩では起らないそうです。今日読んだ本の中で、「伝統海塩は取りすぎると味を感じなくなる」と言う話を読んだのですが、本当にそうなのですね。家に帰ってから魚に塩をふって焼いてみたのですが、ほとんど味を感じなくなってました。まずいとまでは思いませんでしたが、味がしないのでは・・・
余談ですが砂糖でも同じ事がいえ、黒糖を食べ続けると途中で全くおいしいと感じなくなる(これを知っている人は少ないだろうなあ・・・ぼくは沖縄のお菓子である黒糖をまぶしたナッツが大好きで食べまくっていたところ、ある時点で味を感じなくなると言う経験を既にしたことがあるから分かる)のですが、白砂糖だといつまでも甘いと感じるそうです。そもそもミネラルバランスが崩れているからか、リミッターが外れているんですね。
ただ、今回の実験で「塩を取りすぎると喉が渇くはず」だ、と言うのを全然感じなかったんですよね・・・それでそのまま舐めること15グラムほど、結構攻め込んでいった訳なのですが、どうもぼくの体の中のミネラルバランスがすでにめちゃくちゃに崩れていて、今日摂取したくらいではバランスはまだ取れていないと言う事なのだな、と勝手に結論しました。
そもそもぼくは塩が大好きなので、精製塩(岩塩ではある。しかしナトリウム99パーセント近い塩なのは間違いない)を使いまくっていたのです。多分、ある時期からナトリウムとそのほかのマグネシウム、カリウムとのバランスは完全に狂ったままなんですよね。
ところで、この伝統海塩は塩うがいにとても使えるそうです。何か分かるような気がします。これ食べるとアレルギーがほとんどでなくなりますから、うがいすればかなり喉が潤うだろうな、と感じました。
とりあえず今日ぼくが読んだ「日本人は塩が足りない」という本によれば、塩を食べたら高血圧になる日の割合はランダムで100人に3,4人くらいだ、と言うのが実際の所らしいですね。
つまり医者の感覚として日本人の100人に3,4人は腎臓が塩を濾過できずそれが高血圧に繋がる、と言う事のようです。
いずれにせよ、塩を食べてもそれほど喉が渇かない、というのは人生に於いて初の経験なのでちょっと戸惑っています。
どうも調べたところ50を超えている人だとそう言う経験は子どもの頃にして居るみたいですね。1971年に塩が専売になって精製塩だけが売られるようになる前は日本にも塩田があったらしいですね。そもそも塩が専売、と言う事の意味をちゃんと理解したのがごくごく最近なのですが。
子どもの頃に塩田から取れる塩をなめたことがある人は、塩が「甘い」と言う事を知っている人わけだ。そりゃ実際の所、マクロビの事知らなくても結構いるはずだよね。
こう言う話、高校の日本史で習った記憶はあるんだけれど、それが何を意味しているのか、と言う事は全く理解してなかったんですね。
話が変わりますが、子どもの頃、ぼくの体温はいつも低かった。平熱で35・5度ほど。
それがここ最近この会社の味噌を食べ始めてから体温が高くなったのです。だから最初は味噌で大騒ぎしてたんですよね。
で、更に調べて分かったことが、この会社の味噌は伝統海塩を使っているから体温が高くなるのであって、普通の味噌では高くならないようです。普通の味噌って。つまり1971年より前の味噌と違い、火入れしてあるにせよないにせよ使っている塩がナトリウム99パーセントの塩の味噌ですけどね。
海の精。
侮れない会社ですね。
このまま体温が高いまま維持し続けたら、ぼくの体はどう変わるのだろう?何か、3週間前にこの会社の味噌を発見した時以上に、伝統海塩の力を認識した事によってとてもポジティブな予感がし始めたこの二日間なのです。
我々と言う生命体の元となるものは間違いなく海から生まれている。人間を構成する10代元素の内、リンを除く9つの元素が海の10代元素と重なるのだから、その海を塩という形で丸ごと頂くことは、体が海に帰る事に他ならない。
妙な話なのですが、伝統海塩を口にすると、体がとても落ち着くのです。帰るべき所に体が帰って行く感じがする。下手な精神安定剤より遙に心が落ち着く。あるべき所に体が帰って行くのはとても心地のよいことだ。
人間の体温は本来36・5度あたりを保ち続けないと健康を保てない。逆に言えばこういう公式が成り立つ。
伝統海塩を食べ続ければ体温は36・5度→アレルギーにかかりらなくなる。
そう言う事なんですよ。理想の体温が36・5度だという事実としてはだいぶ前から分かっていたのですが、いかんせん体温が上がるメカニズムを理解してなかったのでやりようがなかったのが、味噌でそのきっかけをつかみ、今答えを手にしたのです。
それが伝統海塩だったのですね。
今日もこの季節に外を歩き回ったのに、花粉をほとんど感じなかった。マスクしてくしゃみしている人が大勢いるので、どうやら花粉は飛んでいるようですが・・・
体がそのように落ち着いてくると、不思議と心が安らいでくる。ぼくは昔から切れやすい若者(笑。大学までの同級生はみんな知っている事ですが)だったのですが、今日のぼくの心の落ち着きようは、うーん、記憶に全く無いですね。つまりぼくは子どもの頃から今日のような心境になった事は一度もないのです。
これは何かが変わりつつある。
そんな予感がするのです。