久々に読んでみたくなりましたね。児童文学ですが、小学生のときの愛読書でした。恐らく、小学生のときに僕が唯一3回以上通して読んだ作品。これは集中力が全くなかった(今でもあるとは言いがたいが)当時としては記録的な数字。
部分部分では何回開いたか覚えていません。作品から漂ってくる匂いがすごく好きだったんですよね。
愛着があったため、かつては千と千尋を素直に見れなかったのですが、(映画館で見たときは超酷評モードだった記憶がある)またしばらく時間が経って、別の見方が出来ていたのはとても不思議な気分です。
ちなみに題は、霧の向こうの不思議な町、作者は柏葉幸子さんですね。(街、と覚え間違えていた。今ネットで確認しました。)児童文学です。小学校高学年から、ということになっていますが、大人でも、多分、読めるんじゃないかなあ・・・自分で確かめていないからちょっと不安。
明日買ってこよっと。当然ハードカバーで。もう自宅ではどこにあるか分からないぐらい昔の話ですねえ。なのに昨日のように懐かしい。作品の表紙を思い浮かべるだけで少年時代に戻っていく。
人間の記憶って、かけがえのないものだと思います。それがどんなに些細なことでもね。
・・・悪いことって思い出さないものですよね。どうしてなんでしょうね?