伊藤園の大茶会、歌舞伎座を貸しきって、テーブルの上でお点前・・・つまりあれか、盆立てか。
ペットボトルの会社としてはPRできればなんでも良かったんでしょうけれどね。お師匠さんとしても恥をかくのは中谷美紀一人、という事を分かっていて出したわけでしょうし。これはまさにまな板の上の鯉。むしろ、二週間しか勉強していないから演技と割り切ってできたと言えるでしょう。
曲がりなりにも1年を通して学んだ人は、一年では人前で点てるところまでいけないことはみんな知っている。例え盆立てでも。むしろ盆立てだからこそ。まだ仰々しい炉の方が、雰囲気を作りやすい分だけ場に溶け込める。
それにしても、こんなサービスでお客さんは喜ぶものなのかね?むしろ中谷美紀が作ったお茶漬けを食べる、の方がよほど喜んだのではないかと言うのが私の意見。伊藤園のお茶で中谷美紀がお茶漬けを作る。うーん、これなら僕も興味があるなあ・・・なんか自分がただの変態みたいだ。
中途半端な企画だと思う。40点。