うぉ!低い!とか思っていたらよく考えたら森内閣の時には最後は9パーセントだったよね。あの支持率でも政権運営できたんだから今でも充分できるのかな?
政策として朝令暮改ということはないんだけど、近年の傾向として首相の発言そのものが政策の指針と取られるのが常識となっているため、(ああそれにしても彼はうかつに発言しすぎじゃないか。まるで悲劇のドラマの主人公のようだ。)一回してしまった発言を引っ込めるのは難しいんですね。小泉さんも最後の2年間はうかつな発言をしないように、そのことばかり気をつけていた。同じ国の首相ゆえにはまってしまうドグマはいっしょなのでしょうね。
この国の何が面白いかというと、実はイギリスと傾向が似ているのだけれど、内閣の支持率と政党の支持、不支持が関係ないことなんだな。この点、政府がダメだとあっという間に逆転するアメリカとは話が違うのだけれど、民主党の人たちの勘違いは多分ここね。気持ちはすごく分かります。
表面を取り繕って何事も無かったように振舞うのは役者の仕事であっても政治家の仕事ではないらしい。
そのことを国民が分かっているのは良いことなのでそれはそれで良し、とおもいます。
・・・次の首相って、誰がなるんでしょうねえ?順当に行ったらこの人、という人がいないのは戦後初めてなんでないでしょうか?
・・・ちと大げさか。
誰もが知っている流行歌が無い。誰もが認めるこの人が首相にふさわしい人かな?という人がいない。実は現象としては似ているんじゃないか。
それもひどい話だね。でも、お話を作っているのはマスコミであるという共通点はあるので、類似点があるのはしょうがないことだとも思います。