ぬっはー!すでに全部読んでいるのにレビューを書いていなかった!
ちなみに一端読み始めたら最後まで一気に読めました。今まで分からない分からないと思っていたことが全部明らかになって素敵です。もっとも分かっても実は全てナンセンスだった、というオチまでついています。
とりあえずこの訳を最後まで読んで僕が今後この作品について語るためにするべきことは英語で読むことだ、という結論に達しました。
はっきり言って話は説明することが出来ません。ただただこのアリスを好きになるかどうかだけだと思います。馬鹿馬鹿しいとも思いません。今までは不思議なことを言う女の子だ、という印象しかなかったのがしっかりと血肉を持ったキャラクターとしてイメージできるようになります。それを愛しいと思えるかどうかでしょう。
これ以上の説明はムダ。後は読むべし。
しかし、これほどのレベルの翻訳がウェブ上に駄々流しになっていたということは、今後著作権の切れた作品の翻訳の著作権など夢見ない方が良いと考えるべきかもしれない。結局翻訳の妙技はその人本人のものであり、より優れたもの、より誰もが読めるものがそこに残ると言う事実は否めない。
僕は山形さん派ですね。でも、これは分かれると思います。
それはともかくこの訳、是非読んで欲しいですね。50年後に孫に渡せるアリスは、これしかないと思います(笑)