なんてことは無いのですが。
今日喫茶店でボーっとしていたら、横で40頃のマダム三人が、どこの道路がどういう利益をもたらしているか、と言う話をしていた。
どっかの企業の部長クラスの奥様たちだろうか。
いずれにせよ、変な時代だと思った。
予算は恐らく期限切れ。まあ、ガソリン税は一律道路工事だけに使われているので、このまま行くと田舎の方の道路業者の多くが破産に追い込まれる、ということでしょうな。
この辺の可否についてまあなんでまた今の国会は全く話し合わないのかはよく分からない。2兆以上のお金がそこに落ちていると言うことは、そのうちの8割は間違いなくきっちり道路が作られていて、それに携わっている人がそれで食べている、ということなのだけれど。
一体どれほどの人がこれで路頭に迷うのか。
今の政治に想像力が欠けているのは、それこそまさに現代のデフォルトなのでしょうね。
国のこうした事業は普通の国のシステムで考えて債権を発行して繰り越しながら続けているはずなので、予算が落ちなくなったと同時に国にとってデフォルト=借金が増える。つまり、子供たちにとっての将来の負担になるのです。
こうした当たり前のことをどうして与党がきちんと説明しないのかは謎だ。そんなことは国民はみんな分かっているとでも思っているのだろうか。
基本的に国民の今の関心はガソリンの値段が25円下がる目先のことだけだ。
これが民主党が国のことを考えてやっているわけではない、という理由なのだけれど、どうもこうした正論が全く通じていないのは、やはりマスコミの責任なのか。
少なくともこの2兆あまりのお金は国にとって即借金となる。
これで天下りをすべて切る、と考えているのなら、民主党は本当にカミカゼだ。
明らかに利益より損害の方が大きい。
福田さんが涙眼で切れるのはもはや権利だとすら思う。
ここまでしなくてはいけない現状は、非常に残念ですね。
行く先は地獄か。
地獄への道は善意と言う敷石で敷き詰められている。by レーニン
この言葉は、現代社会のデフォルトそのものですね。
カミカゼは、吹くだろう。
ただし、それはすべての人を傷つける。しかも、その傷は表面に見えない。だからしばらくは誰も文句を言わないだろう。
本当に、訳が分からない。by 福田首相
本当は、みんなで怒らなくてはいけない所なのにね。
少なくとも、僕は怒っていますよ。
政治の意図が社会を混乱に陥れることだと言うのなら、いざ知らず。
民主党を覆うアナーキズムは、この国を壊すかもしれないですね。
80階建てのビルを直すときに、壁が汚いから壁を一回壊して作り直そう。
彼らのやっていることはそういうことだ。壁だってビルを支えている。壁を壊せば高層ビルは十分に折れる可能性がある。
そのリスクを犯してまで天下りを消そうとする、その恨みの根源が良く分からない。
本当に、訳が分からない。by 私