まあ、それだけ広島のファンが真剣に見ている証拠でしょうね。
僕は多分、実際に見てもそれほど不愉快にならないと思う。なぜならもはや広島カープと言う球団にそれほどまでの感情移入をしてみていないからだ。
金本が広島を去ったときには本当に悲しかった。
あの時、こんなに悲しい思いをするのなら、もう真剣に野球をみる事は辞めにしようと思った。
それでも、見ていると感情的になってしまう。
だから、メジャーの方をみるようになったのだろう。
妙な話だ。
基本的に日本プロ野球はアメリカの後を追っているのであり、日本の野球は確実にメジャーのそれに近づいている。
観客動員数や視聴率もしかり。前者は上がり、後者はさがり。もはやもっとも見られるオールスターですら視聴率は8パーセント程度だ。番組内容がオンデマンドだから仕方ないとも思うのだが。
今の野球の延長線上にあるものはみれても、今の野球は見れない、というのも本当に妙な話。
それでも、日本の野球を愛せなくなっている理由があるとすれば。
やっぱり、自分たちに近いだけに、より選手に感情移入してしまう自分が怖いからなのでしょうね。
別に、金本個人を非難するつもりは全く無い。
ただ、僕がひとつの球団を信じて応援することを辞めた引き金は、彼の阪神行きだった。
それでも野球を見ている人からすれば、やっぱり新井のあの出て行き方は、残念を通り越してバカヤロー、と言う気持ちだったのだろう。
僕はもう、そこまではあのスポーツを愛せない。
それにしても、広島は予想通り勝てないね。
ブラウン監督とも、今年でお別れのようですね。
色々残念な最近のカープです。
勝って欲しいとは思う。
ただ、勝てる兆しを見出せないのは、やっぱり見ていて辛いのです。