これはやっぱり独自のコミュニティーから離れることの少ないこと、アジア人同士だからと言ってつるむ図式がないこと、(それでもまあ、日本で中国人や韓国人と話すよりはずいぶん親近感がある。)、アメリカで力を持っている日系人は日本とのつながりが非常に濃いことなど、挙げ始めたらきりがないね?
黒人はそもそも祖国と「切り離された人たち」が多いので、もはやアフリカには自分たちの帰る場所など存在しない人ばかりだ。だからあの国には強力な黒人のコミュニティーがある。それは数が少ない日本人のコミュニティーと比べるとはるかに大きいものだ。帰るところがない彼らにとって、アメリカはもはや祖国以外の何物でもない。それを言ったら日系も4世まで行けば大抵そうだけどね。
だから、アメリカでアジア系の大統領候補が出るかと聞かれると、「んー?いくらなんでもマイノリティーすぎない?」という発言に返す言葉は、無い。
ちょっと、残念ね?でも、思いだしても大統領選に持ち込むことが想像がつかないほどアジア系の数自体は少ないので、これは仕方がないことだと思います。
アフリカと黒人を連想させる人はもうあの国には少ないが、アジア系を中国と連想する人たちは、山ほどいるわけですから。
そういう意味では、ゴルフの今田竜二とか、がんばれ、と言いたくなります。なかなかいないからなね?ああいうアメリカ的ナイスガイな日本人は。日系人でも少ないです。
大統領になれとは言わないけれど。
オバマは、はたして、なれるかどうか。今回ばかりは、最後の最後まで、本当にいい加減なことが、言えない。
・・・すいません、いつもいい加減なことばかり言って。
P.Sそういやナイス・ガイ賞を受賞した井口とか、斉藤とかいましたね・・・まあ、どっちにせよこれからですね。